頭金が不要・マイカー感覚で利用できるカーリースは、新しい車の乗り方として注目されています。
しかし「利用しない方がいい」「カーリースはヤバいからやめとけ」という口コミもあるため、契約に踏み切れない人も多いでしょう。
確かに、注目されているからといって全員が向いているわけではありません。
カーリースは向いている人と向いていない人に分かれるものです。
この記事では、契約を決断できない人のために、カーリースが向いている人の特徴について詳しく解説します。
向いていない人の特徴も一緒に紹介するので「自分はどっちかな?」と照らし合わせてみてくださいね。
あなたがカーリースに向いているんだったら、おすすめの最新5社を読んでください。
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カーリースに向いていない人の特徴は?
こういう人は一旦考えた方がいいかもよ。と思うので先に書いておきますね。
カーリースに向いていない人は下記の通りです。
カーリースに向いていない人
- 廃車になるまで乗り続けたい人
- 車で通勤する人
- 金利や手数料を少しでも抑えたい人
- ドレスアップやカスタマイズをしたい人
- たばこを吸う・ペットを車に乗せる人
- 運転に自信がない人
ストレートに言います。
上記の特徴に当てはまる人は、現金一括でなくてもマイカーローンで車を購入した方が合う可能性が高いでしょう。
廃車になるまで乗り続けたい人
カーリースは廃車になるまで乗り続けたい人にはおすすめできません。
あくまでも車を借りるサービスのため、愛着が湧いてしまっても車を自分の所有物にできないからです。
「10何年掛けても、車は動かなくなるまで乗り潰す物だ。」そう思っているタイプの人です。
その考えが悪いわけではないんです。
廃車にするまで乗り続けたい人は、車を購入するか、最終的に車がもらえる仕組みのカーリースを契約しましょう。
車がもらえる“MOTAカーリース”の気になる口コミを調査!|利用者の満足度は?
車で通勤する人
カーリースは車で通勤する人にはおすすめできません。
カーリースには走行距離の制限があるため、通勤で毎日車を利用すると、制限を超えてしまう可能性があります。

毎日1時間ほど通勤に使い、休日はレジャーに出かけると、あっという間に制限を超えてしまいます。
通勤時間1時間=30km
30×2(往復)=60km
60×23(週休2日)=約1,380km

カーリースは、休日のレジャーや子どもの送り迎え、買い物などに利用する人が特に向いているでしょう。
内容はともあれ、使用しそうなキロ数で決めるといいですね!
金利や手数料を少しでも抑えたい人
金利や手数料を少しでも抑えたい人も、カーリースに向いていません。
カーリースの月額料金には税金なども含まれていますが、税金にも金利がかかっています。
そのため、自動車ローンよりも高くお金を払っていることになるのです。
金利や手数料を少しでも抑えたい人は、金利が低い自動車ローンを使うか、車を購入した方が良いでしょう。

カスタマイズやドレスアップをしたい人
カーリースは、車のカスタマイズやドレスアップをしようとしている人に向いていません。
リース期間中は、車を借りている状態であり、勝手に手を加えるのはNGです。
リース終了時に元の状態に戻せば、カスタマイズを許可しているカーリースも存在します。
しかし、現状復帰ができないカスタマイズしてしまうと、追加料金が発生してしまうので注意してください。
標準の車が嫌な人は、契約時に純正オプションを取り付けてもらうようにしましょう。
たばこを吸う・ペットを車に乗せる人
たばこを吸う人やペットを車に乗せる人に、カーリースはおすすめできません。
たばこやペットによる臭いと汚れで、マイナス査定となり車の価値が下がります。
そのため、契約時に設定した残価より価値が低くなってしまい、リース終了時に追加料金を払うことになるのです。
たばこを吸う人やペットを車に乗せる人は、残価精算がないカーリースか購入するかのどちらかにしたほうが結果的に安く済みますよ。
運転に自信がない人
車の運転に自信がない人に、カーリースはあまりおすすめできません。
車をぶつけたり事故を起こしたりすると、車にキズが付くので、契約時に設定した残価よりも価値が低くなってしまいます。
そのため追加料金が発生し、多くお金を払うことになりますね。
車をぶつけたり、事故を起こしたりするのは誰にでもあることです。
カーリースを契約したら、より一層注意して運転するようにしましょう。
自分が気を付けようと意識する事でかなり状況は変わってくるものです。
関連記事カーリースってデメリットだらけなの?|気になる5つのポイントを徹底解説
カーリースが向いている人の特徴は?-あなたが当てはまっているかチェックしよう
では、いよいよカーリースが向いている人の特徴を発表します!
下記のとおりです。
カーリース向いている人
- まとまったお金はないが車に乗りたい人
- 突発的な出費に対応できない人
- 常に最新の車に乗っていたい人
- 営業マンとの付き合いが苦手な人
- 法人・個人事業主の人
上記の特徴が何個も当てはまる人は、カーリースを契約しても後悔はしないでしょう。
それぞれを詳しく解説します。
まとまったお金はないが車に乗りたい人
車を購入する場合、諸費用( 頭金 )を現金で支払う必要があります。
諸費用には自動車税や自賠責保険料が含まれています。
これらは運輸支局で法定費用として、税金などを現金で支払う必要があるのです。
そのため、諸費用は現金で徴収しているディーラーが多く、車を購入するにはまとまったお金が必要になります。

諸費用は車両本体価格の20〜30%が相場です。

カーリースは、車を登録する際にかかる諸費用も月々のリース料金に含まれているので、契約時はまとまったお金が必要ありません。
突発的な出費に対応できない人
カーリースは、突発的な出費に対応できない人におすすめです。
車を購入した場合、税金や車検代をご自身で用意し、支払う必要があります。
また、故障した場合は突発的な出費が発生します。

カーリースなら、税金は月々のリース料金に含まれており、メンテナンスパックなどに加入すれば車検代や修理費用も月々定額です。
車にかかる維持費を抑えたい、月々の支払いは定額が良い人は、カーリースが向いているでしょう。
常に最新の車に乗っていたい人
カーリースは常に最新の車に乗っていたい人におすすめです。
契約期間を短く設定すれば、2〜3年後に新しく車を乗り換えられます。
乗り換えの手続きはカーリース側が行ってくれるので、気軽に最新の車に乗り換えられるでしょう。

カーリースは、憧れの最新の車が欲しいが、まとまった資金がない人に向いています。
結婚して子どもが生まれたら「コンパクトカーからミニバンに替えたい」という人にも向いています。
営業マンとの付き合いが苦手な人
カーリースはネットで契約手続きが完結するため、営業マンとの付き合いはありません。
そのため、しつこく営業をされたり、無理に付き合ったりする必要がなくなります。
また、販売店へ出向く手間も省けるので、忙しい人にはピッタリでしょう。
いざ車屋さんに行くと、断り切れなかったり、その場の雰囲気で返事をしちゃったり。
結局、後々後悔することもありますよね。
契約方法や車について質問がある場合は、電話やチャットで問い合わせてみてください。

法人・個人事業主の人
カーリースは、月々のリース料金を経費として帳簿に付けられるため、法人・個人事業主の人には特に向いています。
従業員が多くなくても、カーリースは便利です。
こちらに詳しい記事を書いたので、併せて読んでみてくださいね。
関連記事『個人事業主とカーリース』経費計上できる?勘定科目はなに?-知っておくべき節税対策
カーリースに向いている人vs向いていない人の特徴まとめ
まとまったお金があって結果的に支払う金額を少なくしたかったら、カーリースに向きません。
車を買っちゃった方がいいんです。
一方でカーリースが向いている人はどんな人かというと、車購入費としての資金がなく、急な出費に対応できない人に向いています。
お金は他に使いたい!車は所有してまでではないな、という考えの方にも向いています。
カーリースは人によって向いている・向いていないがあるため、ネットの評判や口コミではなくあなたのライフスタイルと照らし合わせる必要がありますよ。
この記事で紹介した特徴を参考にしてくださいね。
筆者は個人事業主なんですが、仕事で使う車はカーリースにしようかなと思っています。
仕事で使うんだったら、所有するより便利そうじゃないですか。
こちらの記事にも実際にカーリースした方達のお話が載せてあるので、読んでから決めるのもいいですよ。
あなたはカーリースに向いている人?向いていない人?どっちでしたか?

\この記事を書いた専門家/
某自動車ディーラーに5年半勤務し、営業や整備士のサポートを経験。
車に関する書類の手続きと任意保険の見積もり作成、契約手続きをしていたので自動車保険も得意分野。
自動車ディーラーの内部事情にも詳しい。
現在はディーラーでの経験を活かし執筆している、自動車関連フリーライター。